TEDxRyukyuのオーガナイザーをしています

オーガナイザーの私自身の記録をblogにしておきます。時系列なので、一番最初が一番下にあります。そちらから読むとわかりやすいでしょう。

2013年11月19日火曜日

TEDxRyukyu 2013開催

TEDxRyukyu 2013が開催されました。規模が前回の3倍となったイベントのマネジメントは大変で、準備中はブログを書く余裕がありませんでした。後追いで過去を振り返りつつ、イベントについて書いて行きます。ただし時間を追って書くことは難しく、期間中のさまざまな出来事についてランダムに書いていきます。


まず今回は、今回のイベントの基本的な事実を書きます。

今回のイベントは2013年11月9日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の講堂を会場に行われました。ここは500席の会議室で、巨大なフロントスクリーン、同時通訳設備などを備えた場所です。席数・施設設備どれをとってもまるでTEDxをやるために作られたような環境です。OIST様のご協力により、この施設を使わせていただくことになりました。

今回のイベントには「若者を呼びたい」という気持ちがありました。若い人の好奇心を刺激したい。自分の周りには、手を伸ばせばこんなに刺激的な世界が広がっている。そのことを地元と、世界を繋いだ形で若い人たちに提示したい、と考えました。ローカルと世界を繋ぐのは、TEDxの本来的なあり方です。スピーカーは地元に関係の深い人、TEDTalkビデオは世界からのメッセージだからです。
したがって、今回のプログラムは、全体として若い人、その親、先生などを想定したプログラムという色合いが強くなっています。

高校生とその親・先生などに広く声をかけたいと考えて各方面にアプローチしていました。半数近くは高校生でもいいだろうと。
ところが、開催間近になって、沖縄ではこのTEDxの開催日に重なって大規模な模擬試験が行われることがわかりました。(当初は別の日程であったと伝え聞いています。)そのため、高校生の参加は、実際はかなり少なくなりましたが、それでも午後から生徒を連れて参加する親御さんや先生などがいらっしゃいました。

会場の席数は500席ですが、我々は当初300席のイベントとして計画しました。TEDxの目的は、席を全部埋めることではありません。来場者がプレゼンテーションを視聴し、そのあと演者を含めた参加者で、意味のある会話ができる環境を作ることです。そのためにランチを準備し、休憩時間のおやつを提供し、会場を去ることなく、参加者同士がコミュニケーションできるようにする。その視点で主催者がハンドルできる人数を300人と定めました。
実際には、スポンサー様のご協力のおかげで、さらに追加で60人程度のランチやスナックを準備することができ、最終的には360人程度のイベントとなりました。前回は120人の参加者でしたから、規模は3倍に拡大したことになります。

TEDxは、必ずしも大人数でやることを推奨していません。意味のあるコミュニケーションが成立することを最大のポイントにしています。1000人を集めたら、コミュニケーションの核が拡散し、important communicationは生まれないかもしれない。
次回はファシリテーターなどもイベントに呼び込み、さらにコミュニケーションを深められる環境を提供したいと考えています。

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